渋谷区恵比寿の子宝・ダイエット相談はマツオ十字堂薬局へ

東京都渋谷区東3-17-11 恵比寿駅西口徒歩5分

黒豆味噌づくり

味噌をおうちで手作りしたことはありますか?

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暦で「寒の入り」と言われている1月上旬から、二十四節気の24番目に当たる「大寒」と呼ばれている立春前日頃までは、もっとも味噌の仕込みに適していると言われています。

 

寒い季節から暑い夏を越え時間をかけて、じんわりゆっくり発酵させていく手作り味噌は、昔から日本人が日本の風土を生かし食べてきた発酵食品。素手で豆や麹を混ぜ合わせることで、自分の手が持つ常在菌も発酵を手助けしてくれます。みなさんが持つ常在菌がそれぞれ違っているので、できあがる味噌の色や味も微妙に違っていて楽しいです♫

 

(お味噌は一年中作ることが可能ですし、いつ仕込むかによっても味も変わってきます♫今頃に仕込んだものは、夏の暑さが過ぎた9月終わり頃から食べられます。)

 

 

 

そんなわけで・・

美味しくかもすぞぉ♡

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先日、私

「黒豆味噌」& 「ひよこ豆味噌」
味噌づくりを初体験して参りました❗️🤗

 

 

先生はマツオ十字堂薬局で度々ご講演頂いている、TAO塾の波多野先生と共に、アメリカのKushi Instituteで学ばれたマクロビオティックの先駆者的存在である天野朋子先生🌼

 

笑顔の素敵な、博学で、美味しく無理のないマクロビオティックを教えて下さいます❤️

 

 

作ったお味噌は、

🌷ひよこ豆味噌

 

*大豆アレルギーでもOK

*味噌風味が優しいので「隠し味」としても使える

*洋風料理にも合う

*脂肪分が大豆に比べて少ないのであっさりしている

 

 

🌷黒豆味噌

 

*女性特有のトラブルの緩和が期待出来る(イソフラボンが豊富)

*抗酸化作用を持つアントシアニンが豊富

*滋養効果が高い(陰陽五行のうち、水のエネルギー)

*大豆に比べて甘みが強い

 

という特徴があります😊

 

 

黒豆味噌作りの様子を少しだけご紹介します♫

 

まずは大切な材料⭐️

 

自然海塩

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(今回は米糀)

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麹には麹菌が作りだす「酵素」が沢山含まれています。

 

タンパク質を分解するプロテアーゼ

デンプンを分解するアミラーゼなどが、

 

お肉を柔らかくしたり

漬物などの野菜の甘みや旨みを引き出してくれます。

 

また、体内で

膵臓や唾液腺から分泌され、

口、胃や十二指腸で食べ物の消化吸収を助けてくれる酵素を摂っていることになるので、

 

天然の胃腸薬

 

と言えますね。

 

他にも、必須アミノ酸やビタミンB群がエネルギー代謝をアップしてくれます。

 

 

これら、麹と塩を均一に一体になるよう混ぜる

 

塩きり

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この工程の間に

私の常在菌が入っていきます笑

 

お味噌は同じ材料で仕込んでも、各家庭で違う味になるといいます。

 

発酵する環境もさることながら、

手に存在している常在菌は一人一人違います。

 

お家(空間)にいる常在菌もしかり。

常在菌は、いつも自分たちと一緒にいる、いわば家族みたいなもの。

 

 

だから、家庭で作られた味噌は、

その家族の身体に合った味噌=その家族が美味しいと思う味噌になるのです。

 

麹菌と、皮膚の常在菌と、家の菌。

これらの調和が、その家庭にとってぴったりなお味噌を育ててくれます。

 

 

なので、ご家庭ではパパもママも子供もお婆ちゃんお爺ちゃん、皆んなでワイワイ作ると美味しいお味噌になりますね♡

 

発酵は、麹菌や植物性乳酸菌などの良い菌と悪い菌の戦いなのですが、

それは私達の皮膚や腸のなかで起こっている今話題の腸内フローラでも起こっています。

 

良い菌と悪い菌の多様性と秩序がフローラには大切です。

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そして、一晩浸水させておいた黒豆を蒸したら

 

豆潰し

 

ふわふわに柔らかくなった黒豆を熱いうちにすり鉢&すりこぎですりつぶします。

 

皆んなで、煮立てのホカホカの黒豆さんを1つつまむと・・

 

「あまぁ〜い☺️」

 

「砂糖なしでこんなに美味しいんだ!」

 

と盛り上がりました♫

 

勿論、煮汁も無駄にしません。

 

黒豆の煮汁には、

皮の黒い部分に含まれるポリフェノールの一種である「アントシアニン」が含まれています。

 

アントシアニンは活性酸素を除去し、血液をサラサラに保ってくれます。また、肌荒れ予防や美肌効果も期待できます。

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麹と天日塩、黒豆を混ぜる時に煮汁も少しずつ加えて混ぜ混ぜ。

 

黒豆の柔らかさと粘り気、

麹の香りが心地良くて

 

楽しい❗️❗️😍

 

そして、手がツルツルスベスベに✨

 

 

お茶として黒豆の煮汁を頂きましたが、くせになる味♡

 

 

黒大豆は日本では主に「お正月料理」のひとつとして古くから食されています。この黒大豆には、女性に嬉しい成分が驚くほどたくさん含まれています。

 

昔から黒豆の効果や薬効は日本人の間で滋養に良いと重宝されていたようです。

 

 

黒豆にはイソフラボン、アントシアニン、サポニン、大豆オリゴ糖などの女性に嬉しい栄養素が豊富に含まれています。イソフラボンはコラーゲンやヒアルロン酸の生成を助け、肌に弾力やうるおいを与えてシワやたるみの改善にも役立ちます。

 

食物繊維である大豆オリゴ糖は腸まで届いて菌の多様性を豊かにし、腸内環境を整えてくれます。便秘の解消や余分な脂肪の吸収を抑制・排出する働きもあるため、ダイエットをしている方にもおすすめです。

 

大豆も栄養満点なのですが、黒大豆はさらに栄養価がパワーアップ。この黒大豆で味噌を仕込めば、ますます美と健康への効果が期待できますね!

 

その後、空気抜きをして容器に詰めたら完成!!

 

最後に、玄米と黒豆味噌のお味噌汁で試食タイム

 

いただきます❤️

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『麹菌が生きているんだなぁ』

 

作る工程も保管も、麹菌が心地良い温度

 

暑過ぎず、冷た過ぎない

 

が大切だと教えて頂き、

一口一口がいのちでいっぱいなんだと感じ心もお腹も幸せいっぱいに☺️💕

 

麹が生きた状態でおなかに届く代表的な食品が、手作りのお味噌。

「1日1杯の味噌汁は病気知らず」と言われるほど。

 

自分で仕込む味噌ならば、暮らしがますます心も体も豊かになりそうな気がします🍀

 

実は先日マツオ十字堂薬局主催の健康教室として、

 

ホリスティックな心を育てる会

を立ち上げました。

 

今後、マクロビオティックをベースにした発酵食や乾物、砂糖なしのスイーツなどのお料理教室を企画しております。

 

できあがりが楽しみな “自分だけの味”を是非作りに来て下さい♫

 

イベント告知は

Facebook マツオ十字堂薬局で

順次アップしていきます❤️

 

発酵食は微生物のいのちをまるごと頂くことでもあります。

 

いのちを輝かせるために、毎日の生活にもっと

「バラバラいのち」ではなく、

「まるごといのち」を取り入れましょう😉🍀