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脳とこころを育む体の器官とは?「ペンフィールドのホムンクルス人形」〜触れ合い・言霊・呼吸そして、食の大切さ〜

こんにちは☆マツオ十字堂薬局の薬剤師、西川 彩花(あやちゃん)です🍀

 

私たちの全身の機能を司るという臓器、脳。

その脳の中で特に、知覚、思考、推理、記憶、自分の意思による運動を司るのが「大脳」です。

 

そして電気刺激を用いて「どの大脳の箇所が」「どの身体の部分を」について細かに研究したのが、カナダの脳神経外科医ペンフィールド(1891~1976)でした。

ペンフィールドは大脳のどの部分が、身体のどの部分に対応しているかだけではなく、脳の各部分の対応領域の割合の大きさまでもを解き明かしたのです。

 

これを表したのが、「ペンフィールドのマップ」と言われるもの。

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ペンフィールドのマップをよく見てみると、手や唇の占める割合が非常に大きいことがお分かりになるかと思います。

 

これは、人間が何かのモノやコトを認識するにあたっては、手や唇からの感覚情報が非常に重視されるということなのです!

ペンフィールドのマップをもっとビジュアル的にわかりやすくしたのが、上の画像の「ペンフィールドのホムンクルス」と言われる人形です。

 

人体展に行った時にもありました!

ちょっと気持ち悪いですよね笑

 

大きすぎる手、突き出した舌に大きな口……。

なんともグロテスクな人形ですが、私たちの脳が、身体のどの部分の感覚情報に重きを置いているのか、一発で理解できます。

 

ホムンクルスの中での大きいパーツからの運動刺激は、私たちの大脳の大部分を活性化させ、その人らしい感性を育みます。

 

手は触れたり、抱きしめたり、暖冷を感じたり、自分とそれ以外の区別をする空間把握にとても重要です。

 

そして、口や舌は

①呼吸

②言葉を発する

③食事、咀嚼

④キス

など非常に生きる上で欠かせない働きがあります。

 

よく、赤ちゃんは色んなものを手に取ったり口に入れますが、自分とその周りの環境の違いとそこに適応する力

 

まさに自然治癒力、生命力の土台を

作っているのですね。

 

また、2〜6歳までに環境に適応するするため、腸内細菌叢を育てていると言われています。

腸脳相関と言って、食べたものは腸の環境に影響し、そして精神状態や性格にまで影響すると分かってきました。

 

深く長いゆっくりとした呼吸。

言葉の持つ力、言霊。

そして、毎日の食事。よく噛むこと。

愛する人や家族(ペットも💕)とのキスやハグ。

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いくつになっても、大切にしたいですね。

 

やすらぎ、やわらぎ、やさしさ

すこやか、たおやか、しなやか

 

 

ちょっとイラッチな時呼吸が浅くなっていませんか?そんな時、吐く息を長く深くして唱えてみると、

日本語って案外素敵な言葉がいっぱい。

 

ありがとう。

ごめんなさい。

 

おはよう。

ただいま。

おかえりなさい。

 

いただきます。

ごちそうさま。

 

愛してるよ。

 

“For beautiful eyes, look for the good in others. For beautiful lips, speak only words of kindness.”

「魅力的な唇のためには、優しい言葉を紡ぐこと。愛らしい瞳のためには、人々の素晴らしさを見つけること」

 

“As you grow older, you will discover that you have two hands, one for helping yourself, the other for helping others.”

「歳を取ると、自分には二つの手があるってことが分かるはず。ひとつは自分を助けるため、もうひとつは他人を助けるための」

── オードリー・ヘップバーン

 

挨拶も握手も何一つとして、無駄なことは無いですね。

 

元氣という自然治癒力は、他の人にも伝染していきます。目に見えない波のようだけど、それは確かに届いていく。

 

暑い夏も、すずやかに。さわやかに。

心の扇風機をちゃんと回して、思いっきり人生をすこやかに元氣いっぱい楽しみましょう♫