まっちゃんのダイエット日記73日目

みなさん虫歯予防で歯磨きをすることはご存知だと思いますが、歯磨きしているにもかかわらずどんな事が原因で虫歯になっているのかは本当のところあまり知られていないようなのでお話しいたします。

虫歯菌(う蝕原性細菌)とは昨日お話ししましたが口腔内常在菌です。

口腔内常在菌とは口の中に誰でも持っている非常にありふれた菌です。

虫歯はこの口腔内常在菌が糖を原料に酸を作り、その酸が歯を溶かすことで起きてしまいます。

しかし口腔内常在菌は腸内細菌同様に完全に除菌することはできず、感染を予防することも不可能です。

だからいくら殺菌していてもいなくなる事はありません。

しかもマウスウォッシュや歯磨き粉などで殺菌を続ける事で口腔内常在菌のバランスが崩れたり、耐性菌を作ることになるため虫歯予防を目的で殺菌することはマイナスにしか働きません。

昔どこかのテレビ番組で２歳まで虫歯菌を入れなければ口の中の菌が安定して一生虫歯にならないという情報が放送された事があり、お子様に食べ物を口移しであげないとかキスしないとか異常に気を使われる方も多いようです。

しかし、非常にありふれた菌なのでいくら気をつけても完全に防ぐ事は不可能です。

また２歳まで完全に防げたとしても、いくつになっても身近にある菌なのでその後も感染すれば定着します。

つまり、異常に気をつけていてもその方法では残念ながら虫歯予防にはなんの役にもたちません。

つまり虫歯予防とは殺菌や虫歯菌の感染を防ごうとする事が無意味ならば糖をとらない事に尽きるという事です！

明日も虫歯予防について続きを書きたいと思います(^_^)