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こころとからだの平和のバトン第2日目 マツオ十字堂薬局 松尾 賢

こころとからだの平和のバトン2日目

image本日は、「平和」についてです。

私は、日本人の多くは「平和は当たり前にあるもので、その大切さに気づきにくい」と認識しているのではないかと思っています。

過去の歴史から考えてみると、「先の大戦がもし無ければ平和の大切さに気づけなかったのではないか」と思ってます。

すべてのいのちは、産まれながらに戦いに勝ってきています。それがどれだけ凄い事なのかを、少し考えてみたいと思います。人間が立ち入らない自然界では戦争はありませんが、生存競争は当たり前にあります。

例えばおたまじゃくしは干ばつになったとき少ない水に耐えるため、一箇所に集まり餌がなければ共食いをして生き残ったものだけが残ります。

人間で例えればまさにバトルロワイアルと同じように、限られた光を求めて殺し合う事が日常的に行われていますがそこに悪意は全くありません。なぜならそれをしなければ、種として生き残れない事を本能として知っているからです。

人間が産まれる段階でも視点を変えて考えてみると…、
約1億匹の精子(王子候補)から生存競争を勝ち抜き一番最初にたどり着いたたった一つの精子(王子)だけが、卵子(姫)と結ばれる事が許されます。
男性がふるいに掛けられるのは、いのちのシステム的に考えれば当たり前の事かもしれませんね。

ちょっと想像するだけでも奇跡的な事だと、感じる事が出来るのではないでしょうか?今あなたが地球に産まれてきた事は、奇跡的な事をが起こって誕生したんですね。今あなたが平和を感じているとしたら、それは素晴らしい事だと思います。

ここからは、更に地球規模で考えてみましょう。産まれながらに天敵のいない人間も、地球上の14/100人は生きる事が許されていません…。
現在でもアフリカでは産まれても飢餓のために亡くなる方が、1日に4万~5万人もいます。その内の7割が子供です。1分間に17人の方が亡くなっている現実が、このブログを読んで頂いている今も起こっています。

私がこの事実を知ったのは、NPO法人 ネットワーク地球村代表高木 善之(たかぎ よしゆき)さんの講演を聞いた時です。それを知らなかった事に、とてもショックを受けました…。

五分で分かる環境問題
http://www.chikyumura.org/environmental/earth_problem/food_crisis.html

地球村について
http://www.chikyumura.org/about/
この事実は、より多くの人に知ってもらいたいと思います。たくさんの人が意識するだけで、問題解決の糸口が見えてくるかもしれません。ですので、もしも知らない人がいたら伝えて欲しいです。

 

(^-^)

 

 

世界的に過去の歴史で考えてみると戦いや天災などの歴史は忘れてはならないものとして記録がいくつもありますが、平和な世界が続く歴史は戦いの記録よりも実は少ないのです。

「平和の対義語が戦争」と考えるならば、記録が余り残らないのは「平和が当たり前すぎて、それが幸せと気づきにくいから」だと思います。

そのような意味で考えてみると、その大切さに気づきにくい点では平和と健康は似ていると思います。対極にある病気と戦争も同じような考え方で捉えてみると似ていると思います。

病気になった時には健康のありがたみがすごく良く分かると思います。
また自分が病気になった事で自身や家族、お友達など周りの人達にも健康の大切さに気付くきっかけを与えて、病気のおかげで生き方が変わる人がいるのかもしれません。

それは病気にならなければ気づけない事かもしれませんし、健康が当たり前ではない事に気づけたからだと思います。

つまり「平和とは当たり前ではない」と言う事だと思います。

次回は、「こころとからだの平和とは何か」についてお伝えしたいと思います。最後までお読み頂き、感謝致します。
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