星の王子さま
「 月が綺麗ですね。」
文豪、夏目漱石が英語の授業の際
ある生徒が『I love you』を『我君ヲ愛ス』と日本語訳したところ、
『日本男児はそんなことは言わん。
月が綺麗ですね、
とでも訳しておきなさい』と
と言ったという話は有名ですね。
この話が長く語りつがれているという事は、
こういった奥ゆかしくて情緒深い話の好きな、隠れロマンチストが日本人には多いのかもしれませんね。
その1人
マツオ十字堂薬局の薬剤師、
西川 彩花(あやちゃん)です🌟☺️
「 愛とは、
お互いを見つめ合うことではなく、
共に同じ方向を見つめることである。」
そう言ったのは、
1943年から今も読み続けられている『星の王子さま』の作者として有名なフランスの作家であり、飛行家
アントワーヌ・ド・サン=テグジュペリ(Antoine de Saint-Exupéry)。
彼の『人間の土地 』の一節です。
男女間の理想の関係像としてよく引用される言葉です。
しかし、
男女間に限らず、友人や仕事仲間、家族
が常に同じ方向を見て協調し、協力し合っているわけではありませんよね。
命は一つ一つ、別々で
一人一人、
意識があって
精神があって
人格があって
性格があって
習慣があって
特性があって
唯一無二の個性的な存在です。
だから、
違いを認め合う。互いの特徴を理解し合う。
そんな事が人間関係には大事なんだと思います。
男と女は陽と陰。
互いの相反する部分を受け入れて、
それぞれの個性を尊重しながら
二人で一つだと思えるような
関係が築けたら、
同じ方向を向いて、
同じ時間を過ごしていけるのかな。
これからはAIの時代で、人間の仕事は奪われるとか
逆に増えるなど色々と騒がれています。
確かに、ロボットは人間の手作業や反復作業を担う存在から、知的な労働や業務を担う存在へと進化しています。コミュニケーションもある程度出来てしまいます。
その中で、人間ができる事は
何でしょうか。
それは、
愛する事ではないでしょうか。
相手の意見が間違ってるな、と感じても
耳を傾けようとする姿勢。
相手の出来る事と自分の出来ない事
自分の出来る事と相手の出来ない事を理解して、助け合う行動。
非現実的で非論理的、かつ自己中心的な
部分を戒めながらもまるごと愛する。
こんな、ホリスティックな愛は
機械には出来ませんね。
ホリスティック(Holistic)という言葉は、
ギリシャ語で「全体性」を意味する「ホロス(holos)」を語源としています。 そこから派生した言葉には、whole(全体)、heal(癒す)、health(健康)、holy(聖なる)…などがあり、健康 healthという言葉自体が、もともと「全体」に根ざしています。
「全体とは部分の総和以上の何かである」
例えば、臓器や細胞などといった部分に分けて研究し、それを総合したとしても、完全には人間全体をとらえることはできない。
同時に、一個体は孤立に存在するのではなく、それをとりまく環境すべてとも繋がっている。
+αがあるんじゃないのかな?
「心で感じなきゃね。
大切なものは目に見えないんだよ。」
星の王子さまでキツネが言ってましたね。
機械とサイエンスを上手く利用しながら、
健康と愛はホリスティックな哲学を忘れないでいたい。
そう思って運命の人を待つ独身29歳でした♡笑笑
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