NASA直伝❗️宇宙から学ぶエンジョイエイジング〜効果的な運動の方法〜
10代のスーパースター
張本智和選手と藤井聡太六段。
卓球の張本智和選手は
「チョぉレイ❗️」
という愛ちゃんを上回る掛け声が有名で、
2017年の第54回世界卓球選手権個人戦で2回戦では、なんとあの水谷と対戦して勝利してしまいました!
藤井聡太棋士(15)は1歳上の同期で、互いに尊敬しているそうで、対話が実現した時の写真がこちら。
素敵なコンビですね。
史上最年少、神童と騒がれて
マスコミや世界にかけられるプレッシャーや大人の強豪なプロ達からの重圧を跳ね除け、
後ろに下がらず果敢に前へ攻めていくプレースタイルが本当に格好良い。
とても元気や勇気を貰えますね❗️
意外にも、藤井聡太棋士は50m走タイムで
張本智和選手よりタイムが早いそうです笑(張本智和:7秒5、藤井聡太:6秒8)
将棋は畳の上の格闘技と言われるだけ、頭脳だけでなく体力的な素質もとても大切なのですね。
今後も若々しく上昇していく2人のエネルギーが切磋琢磨するのが楽しみです🍀😃
さて、今日は運動のオハナシ。
NASA直伝!の老化予防法をご存知ですか??
実は、無重力状態で長時間を過ごす宇宙飛行士は、なんと地上の10倍ものスピードで老化が進みます!
宇宙に半年いると筋力は半分になり、骨密度の低下は、老人の1年分の変化がわずか1カ月間で起こってしまう・・。認知機能の低下や脂質・糖などの代謝異常、 循環機能の低下などなど・・・様々な悪影響が起こることが知られています。
その最大の原因は「無重力」
地上では、人間は寝ているとき以外は常に重力に逆らって行動しています。筋肉は体を支えるために緊張し、骨にも常に重力による力が作用しています。
ところが宇宙では重力が作用しないので、体はいわば怠けた状態にあり、筋肉が衰える、あるいは骨がもろくなるといった悪影響を及してしまうのです。
では、この無重力を体はどのように感知しているのか。
老化に深く関わる要因、
それは「耳石」。
耳石は、内耳という場所にある炭酸カルシウムの石で、
全身の筋肉に体の傾きを伝えるセンサー。
体が傾くと耳石が重力に引っ張られることで、その信号が脳に送られ、体の傾きを知ることができます。また、耳石は全身の筋肉や自律神経(内臓や血管をコントロール)とつながっています。
そのため、耳石があまり動かないと・・・全身の筋肉や自律神経の働きもおとえろえ、筋力の低下や循環機能低下、代謝の異常など様々な悪影響が起こると考えられています。
この耳石こそが、体の老化のスピー ドを左右する原因の1つなのですね!
そして近年、無重力と同じような悪影響を体に及ぼす「ある習慣」が明らかになってきました。それは「座り続けること」。
なんと、1時間座ると22分寿命が縮むという研究結果も!!😱
無重力状態では、耳石は浮かんだような状態で動きません。
また、座り続けているときも耳石はあ まり動きません。
デスクワークの方・・
でもがっかりしないで!
そんな貴方は、30分に1回立ち上がってみましょう。
耳石に重力を感じさせるだけで細胞が活性化します❗️(頭を大きく左右に揺らすのも効果的)耳石が活発に働くと、筋肉の活動がよくなるだけでなく、心臓などの働きも良くなって血流が活発化。コレステロールや糖の代謝もよくなると言われています。
そして「腎、耳と二陰に穴を開く」といい、
漢方では、耳は「腎」に配当されます。
腎は、広く生殖や成長・発育、ホルモンの分泌、免疫系などの機能を併せ持つ”生命の源“。
やはり、老化を司るところなのです。
そんな腎を活性化する方法としてまずは耳を意識してみて下さいね♫
プラスお勧めなのは、下半身の血流を良くするストレッチ。
他にも駅ではなるべく階段を使ったり、
信号の待ち時間にかかとを上下させるなど、ご自身の出来る事から始めてみましょう。
それにしても、宇宙飛行士たちが従事している研究が、地上で生きる私たちの健康や暮らしに大きく役立っているなんてロマンがありますよね🌟
ISSから帰ってきたばかりの古川聡宇宙飛行士(写真)の講演会を聞いた時は、ちょうどこの老化の話をして下さいました。ブルースーツが眩しく、そんな老化を跳ね返してしまう程の、若々しい満ち足りた素敵な笑顔が印象的でした。やはり、選ばれし人っているものですね。
健康は目的じゃなく、「資源」。
根性論では絶対に続きません。
ワクワク運動するためには?
QOL(クオリティオブライフ)という言葉をご存知ですか。
つまり、ただ生きていくだけじゃなくて、人生の質をあげて、個々の幸福を見出そう!という考え方です。
今運動をする・しない、というのは将来のQOLに関わってきます。
寿命はどんどんのびています。でも、せっかく長生きできるのであれば病気や認知症にならずに、好きなことをしながら長生きしたいですよね。
旅が好きな人なら、楽々スーツケースを軽々持てる体力づくりをして
アクティブに色んな観光地を巡る活発さ、色んなご当地の食べ物やお酒を楽しんでも疲れない胃腸の強さを持っていれば旅行は絶対に楽しいですよね!
おばあちゃんになっても好きな時に海外旅行に行ったり、友達と遊んだりできるなら最高ですね……。将来そういう暮らしをするためにも健康でいよう。そんな風に考え方を少しだけ変えてみるだけでも、運動は楽しくなります♫
そして、一般的に女性のほうが男性より筋肉量は少ないので、女性の方が余計に運動が必要です。
80歳以上の65%、100歳以上の86%以上が女性なんですよ。だったら女の人こそ運動して、長生きを楽しまないと!
「運動」と言っても、別に特別なことをする必要はないです。
最近わかってきたのは、3メッツのスローな動きが脳のエネルギー工場であるミトコンドリアを増やし、認知機能を高めたり、自律神経を整え、筋肉をつける。つまり、頭と体をスマートにする。
3メッツとは
「呼吸を整えながら歩く」「軽いストレッチ」「掃除機をかける」
これを休日+平日2日!
そんなじんわり汗をかくような、そういう動きをするだけで十分なんです。
これからは高齢者もスポーツができるような時代になってきます。
2021年に30歳以上のスポーツをやっている人なら誰でも参加出来る「ワールドマスターズゲームズ2021関西」という大会が、アジアで初めて日本で開催されます。第10回の記念大会、その舞台は関西。世界中から人が集まります。
年齢別に競技が行われるので、90代でも出られます。こういう目標となるものがあると、健康を「資源」として考えられるようになりそうですよね。
92歳から陸上をはじめて、105歳で世界記録出している宮崎秀吉さんや101歳のMan Kaur(インド)という方もいて、そういうスーパーおじいちゃん・スーパーおばあちゃんが今後増えて行くかもしれません✨👍
幾つになっても、
張本智和選手と藤井聡太六段のような若々しくフレッシュな気持ちを胸に、
さぁ、早速今日から動きましょう❗️