陰陽五行講座を聞きに湯河原温泉へ♨️
「そもそも、この世は何で出来てる?」
「誰がこの世界を作ったの?」
という疑問、真理。
それを見つめた私たちの祖先の真摯で鋭く、とてつもなく深い自然・宇宙観。
そんな陰陽五行論のエッセンスを学ぶために、湯河原リトリート旅へ
ご縁の杜さんにお邪魔してきました。
湯河原は、私の企画した研究室旅行で行った以来で懐かしく、変わらず海と山の相利共生が美しい風景となっていて、穏やかな空気の流れる場所でした。
勉強しに行ったはずが、ご飯も温泉も思いっきり楽しんでたりして笑
ご縁の杜さんはエネルギーが上がるお宿なので、是非行ってみて欲しいです❤️
そして、今回の陰陽五行講座の講師は、
こやまとりしのり先生。
異色の経歴と、笑点メンバーに入って欲しい程の落語家魂?に隠れたロマン溢れる先生です!
易や陰陽五行、中国思想などが気になるけど敷居が高い・・という方も笑いながら楽しく学べてしまいます♫
先生のFacebookはこちら⭐️
「陰陽五行」とは、紀元前の古代中国を発祥とするあらゆる占い(易、風水、四柱推命など)、また東洋医学、武術、薬学、民俗風俗、料理、そして神道にいたるまで、あらゆる東洋思想の基礎となっている基本原理です。
地球を西と東に分けた時に、極東と呼ばれる中国、朝鮮半島、そして日本の文化の根底に深く根付いた思想、源流となるものです。
「三。天、地、人の道なり」
「道は一を生じ、二は三を生じ、三は万物を生じる」
「天に五行あり。木火土金水是れ也」
古代の人は、自給自足の生活の中で
まだ時計も暦も電気水道も無い時代に、
恐ろしく深い闇と眩しい太陽の繰り返しに大いなるエネルギーを感じ
宇宙誕生の大いなる1つの根源
=太極(太一)
から、
二極化した陰と陽の概念を生み出しました。
そして、
天と地
それらを意識する自分、人を含め
天、地、人の3つの世界のつながりの中であらゆる生の営みを考えました。
そして、5は
人を表す数字。
頭、横、縦の軸に足二本
そこに五本の指
五感
これを悟るという字にも五が入る。
そして、森羅万象を人は5つエレメントに分けました。
それが五行。
(画像はこやま先生のブログから拝借)
「陰」なる水は、
天空より降り落ちて、
母なる大海を目指す。
「陽」なる火は、
陰なる大地より立ち昇り、
自分の故郷、
天に浮かぶ太陽を目指す。
そして、
木は火のエネルギー源として身を捧げ
火は灰となって土の栄養となり
土の中から金、鉱物が生まれ
金には水が集積し
水は再び、木を復活させる。
これらのエレメントは、他の4つの五行と、必ず一歩通行の関係性を持っています。
例えば木の五行なら、
水から応援され、(水生木)
火を応援し、(木生火)
金から攻撃され、(金剋木)
土を攻撃している。(木剋土)
これを相生相剋(そうせいそうこく)関係といいます。
だから、
あなたを助けてくれる人に恩返しをしたいと思っても、
その人はそれを求めていないかもしれない。
あなたにやたらと厳しい人も、
そのあなたを助けてくれる人を助けることで、間接的にあなたを優しく見守っているのかもしれない。
相剋関係にある人とは、ウマが合わないと思っても、五行の中で唯一
あなたに刺激を与えてくれる人。
排除しようとしても、また新しい形でバランスを取るべく相剋の人は現れます。
でもあんまり理不尽なら、
あなたが助けた人がその人を
必殺!仕事人してくれるかも・・笑笑
誰かにとって嫌いな人は、
別の誰かにとって大好きな人かもしれない。
誰かにとっていじわるな人は、
別の誰かにとっては優しい人かもしれない。
すべての五行は、
「間接的な」関係性で成り立っています。
だから、
あなたの思い遣り、そのプラスのエネルギーは
直ぐじゃないけれど、必ず巡り巡ってあなたの元に大きくなって返ってくるのです。
見返りを求めるよりも、ペイフォアードしてゆきましょう。
この世の中は、
助け合いの循環なのですね。
紀元前のご先祖様が悟った宇宙観は、今の私達でも理屈ではなく体感的に理解が出来る。
それがただただ素晴らしいと思う。