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人生と腎精〜5月5日端午の節句と鹿茸🦌〜

GWは皆さんどうお過ごしでしたか?

5月5日はこどもの日(端午の節句)でしたね!

 

端午の節句には「菖蒲湯(しょうぶゆ)」に入る習慣がありますが、そもそもこの日は「薬の日」でもあり、その起源は奈良時代まで遡ります。当時「薬猟(くすりがり)」という行事があって、天皇や貴族など身分の高い人々は一団となって薬狩りに出かけました。

 

そこで採られた「薬」というのは、”生命力”みなぎる鹿の幼角、すなわち鹿茸です。

鹿茸

日本でも「薬」といえばロクジョウ(鹿茸)を指していたように、中国でも薬屋といえばニンジン(人参)とロクジョウ(鹿茸)の品揃えが必須でした。 ですから、看板も「薬局」とか「薬店」とは書かず、単に「人参鹿茸荘」と掲げていた店が多かったといいます。 現在でも香港や台湾では「人参鹿茸荘」と記した漢方薬店を多く見ることができます。



李時珍(りちじん)という生薬学者が著した「本草綱目(ほんぞうこうもく)」の中でロクジョウ(鹿茸)は、

「精を生じ、髄を補い、血を養い、陽を益し、筋を強くし、骨を健やかにし、 一切の虚損(きょそん)、耳聾(じろう)、目暗(めいあん)、眩暈(げんうん)、虚痢(きょり)を治す。」と記されています。

 

これは「生命力を増し、骨髄や血の元となり、元気をつけ、筋肉を強くし、骨を堅く丈夫にし、体力の消耗によるあらゆる病、難聴、目のくらみ、めまい、 下痢や腸の疾病を治す。」という意味です。

 

つまり、鹿茸こそは、両親から授かり、持って生まれてきた”生命力”をフルに発揮させるための生薬。腎の中にあり、人生に”バイタリティ”をもたらす燃料=腎精を長く燃やしつづける生薬なのです。

 

老化は漢方でいう、腎(じん)と深い関係にあります。

 

腎とは、ホルモンや泌尿器系・生殖器系・免疫系の働き全般を指し、これらは生命の根源を支えるものです。

 

腎の機能が低下した状態を腎虚(じんきょ)といい、 手足のむくみ、しびれ、体のだるさ、耳鳴り、目のかすみ、性欲の減退や生殖機能不全、歯や髪が抜け落ちるなど、つまり一般的に老化現象とみられる症状が表れてしまうのです。

 

昔の中国の人は、女性はの倍数、男性はの倍数で加齢による変化が訪れると考えていました。

男性の人生

男性の腎精は8の倍数

男性は、
8歳・・・腎気が充実し、乳歯から永久歯に生えかわる。
16歳・・・腎気盛んになり精気が溢れ、子どもを生める体になる。(天癸通)
24歳・・・腎気が整い、筋骨たくましく歯が生え揃う。(天癸至)
32歳・・・腎精ピーク、心身すべて整い、最高潮を迎える。
40歳・・・序々に腎精が衰えはじめる、髪は抜け、歯に不調がでる。(陽明衰)
48歳・・・陽気が衰え、体型も崩れる、白髪がでてくる。(三陽衰)
56歳・・・肝気と腎が衰え、筋は落ち、精は著しく減少する。(天癸尽)
64歳・・・陽気が枯渇、歯も髪も抜ける。

女性の人生

女性の腎精は7の倍数

女性は、
7歳・・・腎気が盛んになり、乳歯から永久歯に抜けかわる。
14歳・・・任脈が通じて生理がはじまる。(天癸通)
21歳・・・親知らずが生え、心身ともに整う。(天癸至)
28歳・・・腎精のピーク、筋骨や髪が豊かになる。
35歳・・・陽明脈が衰え始める、髪が抜け始める。(陽明衰)
42歳・・・太陽、陽明、少陽の三陽の脈が衰え、しわ、白髪が増える。(三陽衰)
49歳・・・任脈が虚して太衝脈が衰え、天癸尽き、閉経を迎える。

 

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戦後間もない昭和22年の日本人の平均寿命は、約50歳。

ところが、いまでは約80歳。寿命が急伸した現在では50代や60代で「老年期」に 突入してしまうわけにはいきませんよね。

だって、波平さんって54歳なの知ってました?笑

今の時代で54歳の方ってもっと若々しいですものね・・笑

「腎」の高揚期を少しでも長く引き延ばし、”元気”にワクワク楽しく生きていきたいですね!

 

また、西洋医学的な視点で腎臓の機能を考えると、

腎臓は1日におよそ180リットルの尿のもとをつくり、そのうちのおよそ99%を再吸収し、血液に戻します。血液は体内におよそ4~5リットルほどしかありませんから、1日のうちに何度も何度も血液のろ過を繰り返しています。

その原尿の中には、老廃物だけでなく、糖分・塩分・カルシウム・カリウム・マグネシウムなど、体に必要な成分も多く含まれています。これらを、体に必要な分だけ再び血液に戻すことで、体の状況に合わせて、絶妙に各成分の再吸収量を調節し、血液の成分を適正に保つ働き。このおかげで、私たちは恒常性(ホメオスタシス)を保つことが出来ます。

一瞬一瞬常に、腎臓は全身の臓器などと沢山のメッセージを交換し会議しながら、いまどんな成分がどれくらい必要か??を判断しているのです。

 

そして、高地トレーニングなどで体内に酸素が足りなくなると、それを察知した腎臓からEPO(エリスロポエチン)という「酸素がほしい!」というメッセージ物質が、血液の流れに乗って全身に広がり、骨に受け取られます。そして、骨の内部、「骨髄」にEPOが届くと、赤血球が増産され、体中に効率よく酸素を運べるようになるのです。

 

細胞に酸素と栄養を運ぶ、赤血球の生産と血液の浄化により、私達の38兆個の細胞はいつも元氣を保っていられるのですね!!

 

だから、腎精は人生そのもの。

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霊鹿参(れいろくさん)

カテゴリー 第3類医薬品
内容量 168カプセル
販売元 救心製薬
特徴 霊鹿参は古来、強壮薬として用いられてきた動物性生薬(鹿茸)と植物性生薬(紅参)だけを成分とした、すぐれた効きめの滋養強壮剤です。
効能効果 次の場合の滋養強壮:
・虚弱体質
・肉体疲労
・病中病後
・胃腸虚弱
・食欲不振
・血色不良
・冷え症

[ 用法・用量 ]

大人(15才以上):1回3カプセル1日2回服用して下さい。

[ 成分・分量 ]

1日量(6カプセル)中、次の成分を含みます。
鹿茸末—1200mg
コウジン乾燥エキス—800mg

 

☆このような方にお勧めです☆
●顔が青白い方。
●手足や腰が冷える方。
●寒いと体調が悪くなる方。
●寒がりで風邪を引きやすい方。
●虚弱体質で疲れやい方。
●腎機能低下による頻尿やおしっこの出にくい方。
●精力が減退ぎみの方。

 

新しい命を授かりたいのに、自分自身の元氣が無い、冷え易い・・という妊活中のご夫婦にもお勧めです♡

 

体質改善には、必ずその方の体質チェックがとても大切です。

100人いれば、100通りの体質改善法があるからです。

 

その方に合った用法用量を、当店スタッフがご提案させて頂きます🌼

 

波平さんの2倍元氣生きて、サザエさん一家のように、家族みんなで仲良く毎日が過ごせたらいいですね♪