私たちの体内に存在する、母なる海
お久しぶりです!マツオ十字堂薬局の薬剤師、西川 彩花(あやちゃん)です🍀
もうすぐGWですね!!皆様はどこへお出かけですか??
私は、熊本の阿蘇山や御蔵島の海などで英気を感じながら、今勉強中の沖ヨガをする旅に出てみようと思っております。
日常を都会で暮らしている分、日々どうしても生まれてしまう緩みや歪み。
自分を深く見つめなおせるヨガを通して、歪みや偏りを修正し、新たな知恵を得られるような旅にしたいです♡
さて、今日は私たちの母なる海とミネラルについてのお話♪
海底の奥深くで誕生した生命
はじめて地球上に生命が誕生した場所はどこかご存じですか?。
生命が誕生した場所として、近年注目されているのが、海底で熱水が噴出している「熱水噴出孔」です。
この場所は高温であり、鉄や亜鉛といった金属成分、メタンや硫化水素といったガス成分などが放出される海底の火山のような場所です。
現在、ここで誕生した生命体が、長い年月をかけて多種多様の生物に進化していったのではないかと考えられています。
今では考えられないような過酷な環境で私たちの祖先である、いのちが誕生したのですね。
陸に上がった生命は、体内に海のミネラルを内包している
約40億年前に「海」の奥深くで誕生した生命体は、次第に魚類へと枝分かれし、長い長い年月の末、3億6千万年前、ついに私たちの祖先は陸の厳しい環境を克服し、上陸に成功しました。
そして、さらに枝分かれした進化の一つが脊椎動物へとつながり、やがて私たち人類が誕生しました。
地球上にいる動物のうち陸上で生活しているのは、大きく分けますとわずか4分の1にしかすぎません。海と共に生きる生物は、海から命のミネラルを享受されていましたが、海から離れ、陸で暮らす生き物は、体内に海のミネラルを内包して生きています。
陸に生きる私たち人類の体はどうでしょうか。
血液は、人間の体に存在する「海」。
「生物の血液は、もともと海水だった」といわれるほど、「海水」と血液のミネラルバランスは似ています。
胎児を育み、守る母親の羊水も「海」そのもの
人間の体に存在する2つ目の海は、赤ちゃんを育てる羊水。
人間は受精後、約10月10日を母親のお腹の中で過ごします。その間、胎児は羊水と呼ばれる水の中で、驚異的な速さで成長していきます。
この羊水のミネラルバランスもまた、「海水」に非常によく似ていることがわかります。つまり、胎児は生まれてくるまでの時間を、羊水という「海」の中で過ごしているのです。
赤ちゃんは、空気の代わりに羊水を肺に取り込むことで、呼吸の練習をしたり、消化管で羊水を吸収したあとで尿として排出する作業も繰り返しており、腎臓や消化管の発達に深く関係しています。他にも、外からの衝撃を和らげたり、子宮の中で体を動かすことで、筋肉や骨などの発達を促しています。
このように、赤ちゃんはお母さんのお腹の中で、まさに海の中で生命が進化してきたように成長するのです。
血液や羊水と「海水」の類似性からも、「海」と私たち人間の間には、切っても切り離せない関係があることがわかりますね。
健康に過ごすためのヒントは「海」にあり
私たちの体を構成する38兆個もの細胞、その一つ一つがミネラルを必要とします。
ミネラルは、細胞を元気に働かせたり、休ませたりして調整するスイッチのような働きをする為です。
しかし近年、食生活や環境の変化により、人間本来のミネラルバランスが崩れていると言われています!!
「海」に含まれる約85元素もの元素。
生命を誕生させた「海」のミネラルバランス。
海の中を泳いでいる魚たちはその恩恵をたやすく受ける事が出来ますが、陸に上がった私たちの体には、代わりにミネラルを蓄えるために、ある器官を発達させなければいけませんでした。
それが、骨です。
一見固く見える骨も、耐えず作り替えられています。固い骨は細胞の働きによって溶け、カルシウムが血液を通して体全体に補給されます。骨に貯えられているのは、カルシウムだけではありません。分析して見ると、骨にはマグネシウム、リン、硫黄、亜鉛、さらには鉄など、生命にとって必要なミネラルの貯蔵庫となっているのです。それらは実は全て、海に含まれているものと同じです。
しかし、毎日の偏った食事でミネラル不足が続くと、この不足分を補うために骨からミネラルを頻繁に溶かして使う事になります。
元々亜鉛や銅、セレン、マグネシウムなどのミネラルは、単独の成分では吸収されにくく、片方が増えたら片方が減る・・という、シーソーや天秤のようなバランスで働きます。
日本人は昔から海で囲まれた地形上、微量なミネラルを、バランス良く食事から摂取することを自然におこなってきました。
実際、日本列島の周囲ほとんどのところで様々な海藻が採れます。
海のおかげで日本人は1万年くらい前から海藻を食べる健康的な食事をしてきました。
だからでしょうか、世界中で日本人だけが、海藻を消化吸収するための腸内細菌を持っているそうです(英科学誌「Nature」にフランスの研究チームが発表)。
しかし、和食離れに加え、食感の良いパンや菓子類、加工食品や冷凍食品に添加されている「リン酸塩」や「フィチン酸」、「ポリリン酸」はミネラルの吸収を阻害してしまうので、ますますミネラル不足に陥りやすくなってしまっています。
身土不二。
からだの内側にある母なる海を、豊かで美しいものにしていく事が、私たちのいのちの輝きを増す秘訣なのですね。
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